今年の夏も暑いですね~!
温暖化の影響で気温が上がりまくり、30℃を当然のように超える日が多くなってきました。
お風呂の湯音のような40℃が目前で、車を運転中、外気温が40℃を表示している温度計を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
そして、殺人的な気温だけでは済まない湿国日本!笑
ジメジメは、暑さと果敢に闘っている私たちに容赦のないバックアタックを打ち込んできます。
ほんと、クーラー神✨
と思いながら1日中エアコンの中で快適生活をしていませんか?
そこで起きやすいのが『夏バテ』
エアコンによる乾燥や室内外の気温差などによって、私たちの体は想像以上のダメージを受けています。
疲れやすい
やる気が出ない
食欲がない
めまいや立ちくらみがする
そんな症状を感じている人、ハイ!『夏バテ』確定。
原因は自律神経の乱れです。
おもにこんなこと↓
冷たい物の食べすぎによる胃腸の乱れ
現代人の得意技"睡眠不足"
『夏バテ』が長引くと、
体調不良⇒免疫低下につながります。
免疫低下は今年大発生中の『新型コロナウィルス』にも狙われかねません!
このブログでは、
『夏バテ』克服⇒免疫アップ⇒コロナ撃退
を目標に、今日からすぐにできる○○方法をご紹介します。
こんな人に読んでもらいたい。
・神クーラーは手放せない!
・塩分タブレットはモリモリ食べてるのに、夏バテ気味!
・手軽に『夏バテ』克服したい!
それでは始めます。
もくじ
神クーラーは手放さない
暑いと食欲が低下します。
暑いと寝苦しくて睡眠の質が低下します。
…いいことありませんね。笑
ちょっと前までは「クーラーは28度に」「省エネで」などのCMが多かったのに、最近は「熱中症予防を」「クーラーをかけて」と警告内容が変わってきているほど、近年の気温の上昇は殺人的です。
いまさら神クーラーは手放せません。
手放したら、逆に危険です。
クーラーとの共存をベースに考えていきましょう。
キーワードは『栄養と休養』
暑いと低下する「食欲」は、
神クーラーのもとで、暖かいものを。
冷やし中華やアイスクリームなどは、神クーラーがない人やない場所で食べるモノと考えてください。
室内が冷えているのに、冷たい物を食べて身体の中までも冷やす必要はありません。
胃腸が冷やされると消化機能が低下し、必要な栄養素が吸収できないことがあります。
くわえて、
そうめんや冷やし中華などの麺類、アイスクリーム、清涼飲料水など、みなさんが努めて選びがちな冷たい食べ物は、栄養が偏りがちです。
神クーラーとともに生活をするのならば、他の季節と変わらない食生活を心がけてください。
汗をかくと潤いがなくなる
夏、スポーツで汗が光る✨とめっちゃかっこいいですが、汗をかくということは、じつは水分のほかにミネラル、ビタミンも体内から排出されています。
ミネラルやビタミンがなくなるということは、お肌のツヤツヤやプルプルが失われる!ということです。一大事!!
ここで積極的にとっていただきたいのが「塩分タブレット」…ではなくて「旬の夏野菜」です。
トマト、カボチャ、ピーマン、オクラ、ズッキーニ、とうもろこし、なす、インゲン豆、スイカ、モロヘイヤ、等々
夏の太陽をたっぷり浴びた緑黄色野菜は
紫外線から身を守る為に抗酸化作用のあるβ-カロテン、ポリフェノール、ビタミン、食物繊維、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。
お店で野菜を選ぶときは、色が濃いものを選んでくださいね!
β-カロテンやリコピンは、
油と一緒にとると栄養の吸収量がUPするので、オリーブオイルをかけたり、油で炒めて食べるのがオススメ。
また、抗酸化作用のあるビタミン類は、
野菜の皮の近くに多く含まれているので、なるべく皮ごと食べると〇!
実際どれぐらい食べればいいの?
ここからが大事なとこ。
「結局どうしたらいいの?」がわからないと、せっかくの理屈も台ナシです。
厚生労働省は「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げています。
350gってどのくらい?
…このくらいです。
※出典:厚生労働省
夏場は、汗と一緒に、必要以上に排出されていますので、できれば多めに食べてほしいです。
なんで「塩分タブレット」ではないの?
塩分タブレットは『夏バテ』を予防するために多くの成分が含まれており、たしかに機能的で便利な補助食品です。
ですが、その中身は薬品・添加物にすぎません。
部分的や救急的には有効ですが、日常的にはオススメできません。
同じ成分を摂るなら、ぜひ自然の食品を召し上がってください。
塩や梅干しのおにぎりやレモンの蜂蜜漬けなどが有効です。
日焼けや疲労は、良質なたんぱく質で回復
「日焼けした肌やパサついた髪などにはたんぱく質」と言われますが、肌や髪に弾力を与えるのはもちろん、寝つきの改善といった睡眠にまでたんぱく質が関わってきます。
肉、魚、乳、大豆、卵、等々
たんぱく質は約20種類のアミノ酸のかたまりですが、アミノ酸はそれぞれ違った働きがあり、ひとつでも不足すると機能を充分に発揮できません。
そのため、人の身体が必要としている約20種のアミノ酸をバランスよく摂取するには、1種類の食品ばかり食べるのではなく、肉、魚、乳、大豆、卵などをバランス良く食事に取り入れることがとても重要です。
厚生労働省は、成人女性は1日に40~50gの摂取を推奨しています。
実際どれぐらい食べればいいの?
外食を考えるとわかりやすいです。
定食形式の献立を選んだ時、メインのお皿に盛られている肉や魚と付け合わせの野菜を合わせると一般的に約20gのタンパク質を補えます。
牛丼などの丼物はタンパク質約20g程度を含みます。
親子丼のように、鶏肉と卵というように、タンパク質源が2種類入っていると、タンパク質量は約30gにアップします。
どうせ食べるなら○○
夏に不足がちな栄養素のビタミンB1、ビタミンCを紹介します。
ビタミンB1
スタミナupとも言われ、糖質をエネルギーに変えたり、疲労物質を分解したりと疲労回復に欠かせない栄養素です。
体内に蓄えておくことができず、汗とともに排出されやすいため、不足しやすいので注意!
・豚肉(ヒレ肉、もも肉、レバー)
・卵
・玄米、
・アボカド 等々
☆ニンニクやネギなどのアリシンを含む食材と食べると吸収が良くなるのでオススメ
ビタミンC
免疫力UPといわれ、暑さや疲労を感じると副腎からストレスを軽減するためのホルモンが多く分泌される時に大量消費されます。
体内で合成できないため、毎日の食事からしっかりとることが大切!
・赤パプリカ
・ブロッコリー
・モロヘイヤ
・カボチャ
・じゃがいも 等々
☆ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱い性質。
茹でるより蒸したほうが〇
生で食べると効果的に摂取できますが、溶け出したビタミンCをまるごと摂取できるスープもオススメ。
まとめ:今日からできる○○
いかがでしょうか。
夏の暑さは変えられない。
流れる汗も止められない。
ならば、それを上回る知恵と工夫で乗り切りましょう。
◎クーラーの部屋では、冷たいものを食べすぎない。
⇒空調であなたなの身体は冷やされています。普段通りの食生活を。
◎旬の野菜で免疫アップ
⇒色が濃いもの、皮ごとたべると効果大。
◎塩分タブレットよりは自然食品
⇒塩や梅干しのおにぎり、レモンの蜂蜜漬け、など
◎どうせ食べるなら○○
⇒たんぱく質:豚肉、鶏卵など
⇒ビタミン:アボカド、ブロッコリー、モロヘイヤなど
1つでも参考になったり、あなた生活に取り入れて健康維持のきっかけになれば幸いです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
●参考資料
・厚生労働省
・タニタの健康応援ネットからだカルテ